写真左から
ネクスタム:人材戦略チーム 宇恵 南さん
ネクスタム:代表取締役 廣瀬 里司さん
ネクスタム:課長補佐 武 勇樹さん
「売る」を強くする事で会社が良くなっていく
TimeSkipに依頼をする前はどのような課題をお持ちだったのでしょうか?
廣瀬さん
当社は受託開発をメインに事業展開しており、エンジニア志望の新卒採用を行っていますが、一人前になるまでにはどうしても時間がかかります。
営業も受託開発など経験を要するものより自社商品があった方が成長しやすいですよね。そこで、若手でも早期に活躍できる職種を増やしたいという想いで自社サービスを立ち上げるに至りました。しかし、自社サービスをリリースするための経験が浅く、いわゆる「新規事業立ち上げノウハウ」がありませんでした。
具体的に何から初めていいか、何が課題なのか分からない状態でした。
TimeSkipに依頼を決めた理由をお聞かせください。
廣瀬さん
実際に外部の専門家を3社ほど検討しました。選定基準としては、実際にSaaS事業を立ち上げ、成長させた事のある経験のある方を前提に面談させていただきました。
自分達がやりたいことに対して、高い視点からのアドバイスだけでなく、現場をわかっていてピンポイントで指導してくれる方を探していました。
2社同時にお願いさせていただいて3ヶ月ほど並行してお手伝いいただきましたが、具体的な成果を出して頂けて、現状を踏まえて一緒に事業を進めてくださるという点でTimeSkipさんに絞りました。
具体的にはどの様な取り組みをしたのでしょうか?
廣瀬さん
やりたい事があって、そこから事業をどうやって進めていくかという企画段階から参加いただきました。どういったお客様の課題を解決するサービスなのか、どこにマーケットはあるのかなど、マーケットの探し方や考え方から教えていただきました。
具体的には、マーケット調査の方法やデプスインタビューの同席、ウェビナーの企画から実行の支援、サービス資料の改善など顧客を見つけていく段階から、集客、営業ステップなど具体的な部分までアドバイス頂きましたね。現在は、パートナーとの取り組みもご支援いただいています。
取り組みの中で、特に効果があった点や新たな気付きはありましたか?
武さん
気づきはたくさんありました。体系立てられた営業の流れ、SaaSを売るための為に必要なセクションや観点などの知見をお持ちなので未来を見据えながら無駄なく進めていけるのには大変助かっています。自社のみでは分からなかった部分が多かったです。
廣瀬さん
依頼する際に「自分で新しいビジネスを立ち上げてスケールさせていった人」という条件で探していた事が功を奏しています。机上の空論ではなく、実績・経験に基づいてアドバイス頂けてることに価値を感じています。
営業力の強化の面ではどのような支援を実施したのでしょうか?
廣瀬さん
新規事業のチームだけでなく、顧客折衝が発生する担当者を集めて「ソリューション営業研修」を行っていただいたのですが、参加したメンバーは、実際にお客様に提案する際に研修で学んだことを取り入れて、実践しているようです。
その他、契約締結時の申込書の内容、リード獲得時の具体的なアクションなど、細かい部分まであげると数限りなくアドバイス頂きました。
TimeSkipコンサルをお薦めするとしたらどんな会社でしょうか?
廣瀬さん
正直あまり紹介したくないです。他社に取られちゃうので。笑
お薦めするとしたら、同じ業界はもちろんですが、技術者ばかりで、どうやって営業したらいいか分からない会社や営業を外部に任せているような会社にお薦めします。
今は良いものを作れば、たくさん売れるという時代でも無くなったと思います。マーケティングや営業はお客様の役に立つ為のファーストステップ。そこが強くないといけないと考えています。TimeSkip社の支援を受けて売る事に対して強くなっていくことが、会社としても良くなっていくのではないかと感じます。
今後の展望とTimeSkip社に期待することを教えてください。
廣瀬さん
引き続き、受託開発事業をメインに新規事業にもチャレンジしていきます。新規事業のご支援はもちろんですが、受託開発事業や人材事業にもアドバイスを頂けるとありがたいと思っています。新規事業は、基盤が固まってきたら、人を採用していきたいと思っていますので、その際は、教育の部分でのご支援も頂けると助かります。
武さん
自社の売れる営業パターンを確立していければと思っていますので、その部分をご指導頂きたいです。
TimeSkipは、現場経験に基づき血の通った支援を行う。
(取材/黒崎香織・撮影/石田英士)